スプレーコンクリートの特徴
- 劣化したコンクリートの見た目を美しく改善
- 滑り止めの効果がある
- 耐久性、強度をアップする
- 低コストでラク
街に出れば至るところでコンクリートを目にします。
私たちの生活に欠かせない存在となったコンクリートですが、スプレーコンクリートというものがあるのをご存知でしょうか。
スプレーコンクリートの特徴について説明します。
スプレーコンクリートというのは、簡単に言えばコンクリート板にシュっと吹き付けるためのスプレーを使った工法です。
コンクリートといえども、老朽化はします。
長い間風や雨に打ち付けられ、紫外線を浴びることで、もろく朽ちやすくなり、ヒビが入るなど徐々に劣化してしまい、見た目も悪くなってしまいます。
そんなとき、コンクリートのうえから吹き付けるのがスプレーコンクリートで、老朽化して汚れたコンクリートも、真新しいコンクリートのように綺麗になり、強度もアップします。
スプレーコンクリートは路面や家の玄関先のタイルなどを美しく演出するために使われていますが、コンクリートタイルを敷き詰めなおしたりするよりも低コストで楽という特徴があります。
どうやって施工するの?
スプレーコンクリートの施工方法について説明します。
- まずは下地として、コンクリートの油やごみなどの汚れを徹底的に掃除します。
- 掃除したあとにプライマーという塗料を塗ります。
- それから、目地に色を付けて、ペーパーテンプレートを貼り付け、マスキングテープを貼り付けます。
- そこからスプレーコンクリートを、目地の色付けのときに使った色とは違う色で吹き付けます。
- そのあと、ペーパーテンプレートとマスキングテープを取り除いて、乾燥させます。
乾いたら、仕上げとしてトップシールを塗っていきます。
この作業はだいたい2回に分かれていることがほとんどです。
雨や風に強くしたり、光沢を持たせるためにこの作業を行います。
これでスプレーコンクリートの施工が終わりました。
スプレーコンクリートは、コンクリートを守るバリアみたいなものなので、汚れがつきにくく、劣化しにくくなるというわけです。
スプレーコンクリートはヨーロッパで見られるようなお洒落な石畳風のデザインやレンガなど種類もさまざまあります。
カラーバリエーションも豊富なので、エクステリアの修繕工事に思い切ってイメージチェンジしたい場合にもピッタリです。
さらに滑りにくくなるという特徴があるので、雨が降ると滑りやすくなる庭のコンクリート通路のリフォームにはおすすめです。