町田市中古車販売店リニューアル工事にスタンプロードを採用
今回の施工は町田市の中古車販売店様から直接ご依頼を頂きました。
お店のご担当者様とカラーなどを打ち合わせにて
「お店が明るくなる様にしたい」
というご要望で工事に入りました。
今回の施工はカラーや模様を吹き付ける「スプレーアスファルト」工法と温めて柔らかくしたアスファルトに型を押して模様を作る「スタンプロード」という工法を採用しました。
スプレーアスファルトの施工
▲ BEFORE（施工前）
▲ AFTER（施工後）
スプレーアスファルト工法で、アスファルトにカラーの吹付けを行い、駐車スペースと歩行者スペースの区切りをわかりやすくしました。
芝のようなグリーンを敷き詰めたイメージで、駐車場内全体がやさしくて明るい印象になります。
交通誘導のための矢印もスプレーアスファルトで実現しています。
矢印以外にも車椅子マーク、喫煙スペースマークなど、文字やオリジナルのイメージを路面に施す事が可能です。
イメージアップのカラーと安全性・実用性を兼ねた施工がスプレーアスファルト工法のメリットです。
スプレーアスファルトについて
スタンプロードの施工
入口付近には「スタンプロード」で施工を行いました。
▲ BEFORE（施工前）
▲ AFTER（施工後）
▲ BEFORE（施工前）
▲ AFTER（施工後）
※車が停まっているエリアはスプレーアスファルト工法
スタンプロード工法は、アスファルト舗装の表面に模様を型押しして色を付けることで、まるでレンガや石畳のように見せる技術です。
歩道や広場、駐車場などの景観舗装として広く使われています。
アスファルトを一度取り壊す必要がなく、既存の舗装面をそのまま活かしてデザイン性を高められるのが大きな特徴です。
スタンプロードの特徴とメリット
1. デザイン性の高さ
専用の型（テンプレート）を押し付けて模様を付け、さらに専用塗料で着色するため、
レンガ調、石畳調、タイル調など、多彩なデザインや色の表現が可能です。
街並みや施設の雰囲気に合わせて仕上げを選ぶことができます。
2. コストと工期のバランスが良い
通常のレンガ舗装や石張りに比べて、材料費・施工時間を抑えられるのが魅力です。
舗装を剥がさずに表面加工するだけなので、交通規制の時間も短く済みます。
3. 割れや雑草が出にくい
石やブロックを敷き詰める方法と違い、ひと続きのアスファルト面を加工するだけなので、
目地に雑草が生えることや、石が浮いたり剥がれたりするトラブルが起きにくい構造です。
4. 滑りにくく安全
表面に専用のコーティング材を使うことで、濡れても滑りにくい質感を保ちます。
見た目の美しさだけでなく、歩行者の安全にも配慮されています。
施工の流れ
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表面を加熱
アスファルトの表面を専用ヒーターで温め、柔らかくします。
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型押し（スタンプ）
柔らかくなった舗装面に型を押し付けて、レンガや石畳のような模様を刻みます。
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着色・コーティング
模様を付けたあと、専用の塗料を塗布して仕上げます。
複数回重ね塗りすることで、耐久性や色の深みを高めます。
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乾燥・完成
塗料が乾いたら完了。短時間で通行を再開できます。
主な利用場所
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公園や広場の遊歩道
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商業施設や住宅街のアプローチ
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駐車場、歩道、交差点など
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テーマパークやホテルなどの景観重視エリア
黒一色のアスファルトを、明るく印象的な空間に変えることができるため、
景観づくりを重視する場所で選ばれるケースが多いです。
注意点とメンテナンス
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既存舗装に大きなひび割れがある場合は、事前の補修が必要です。
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コーティング材は年数とともに色あせるため、再塗装で美観を保つことが推奨されます。
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車両通行量が多い場所では、使用する塗料や仕上げ材のグレードを選ぶことが大切です。
スタンプロードをもっと詳しく
スタンプロードに関する詳細、パターンやカラーなどはこちらでご覧いただけます。
また、パンフレットPDFもダウンロードいただけます。
まとめ
中古車販売店という「駐車場＋店舗展示空間」が主役の施設において、外構・舗装は“単なる裏方”ではなく、ブランド演出・来場者動線・印象形成の核となり得ます。
本事例では、既存アスファルト舗装を活用しつつ、型押し・着色による景観舗装を提案・実施工することで、デザイン性・機能性・コスト効率を三位一体で実現しました。
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