アスファルト景観工法は身近な工法

大型商業施設やショッピングモール、お洒落な商店街などの通路はアスファルトがむき出しではないことが多いです。

アスファルト景観工法で表面をレンガ風にしたり、自然の石のように加工して、空間のグレードを上げているのです。

また施設の外壁やエントランスなども、コンクリートむき出しではなかったりします。

景観を美しく様変わりさせているのです。

このような工法は特殊注文となり、大きな施設でなければできないと思われがちですが、実際はどなたの家でもお洒落に取り入れることができるのです。

アスファルト景観工法のいろいろ

アスファルト景観工法もいろいろな工法があります。

どこにでも何でも景観工法をすれば良いというものでもありません。

その場の空間にマッチした工法というのがあるのです。

主に以下のようなアスファルト景観工法がありますので、簡単に説明します。

この中から選んで、好きなパターンやカラーで試してみましょう。

【アレンジアスファルト】

アスファルトの上からさらに薄くアスファルトを吹き付けます。

これにより、ひび割れしがちなアスファルトの表面が傷むのも抑制できます。

実用性も高い工法として、広く普及しています。

上からそのまま吹き付けるだけですので、簡単で時間も経費も抑えられます。

【スタンプコンクリート】

コンクリートの表面をむき出しにせず、自然石や煉瓦風に見せます。

この加工をしている歩道は、ゆったりとした気分で歩けます。

テーマパークやホテルの敷地でも頻繁に見受けられ、普段と違った世界を醸し出しています。

一般住宅の床面にも使われ始めています。

【モルタル造形】

モルタル造形

内装が彫刻されたかのように見せるものです。

高級店舗の内装や一般住宅でも、エクステリアの塀が石積み風になっていたりしています。

【スタンプウォール】

壁面に素材を接着させます。

接着面は剥がれにくくなっています。

壁が年代を自然に感じさせる色合いになって、建物全体に重厚感が出るようになります。

また、自然な色合いにこだわらなくてもオリジナルな色合いで装飾することも可能です。

【スプレーコンクリート】

既存のコンクリート床の上からさらに薄くコンクリートを吹き付けます。

強度も高いので、劣化を防げます。